2020.10.10 Saturday-

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マザーズタッチ / ブログトップ / パリ展あれこれ。 / 【パリ展報告11】動くと、動く。パリのドラマまとめ。

こんにちは。
マザーズタッチ店主のサハラです。

またまた間が開いてしまいました。1か月以上の長きにわたり続いたパリ展報告ですが、今回で最終回です。どうぞ最後までお付き合いくださませ。


+++ +++


さて、今回のパリ展ではいろいろなビックリゴトがありましたが、その中でも1・2位を争うビックリゴトは "日本からわざわざ拙パリ展を見に、パリまで来てくださった方がいらっしゃった" ことです。その方とはブログ以外では面識がなくパリで初めてお会いすることとなりました。(事前にいらっしゃる旨をお聞きしていました)


「はじめまして、〇〇です」

「わぁ、やっとお会いできましたね。フライトはいかがでしたか?パリは初めてなんですよね?」

「はい、このパリ展のために来ました」

「え、このパリ展ってこのパリ展ですか?」

「はい、サハラさんに会いに来たんです」

「え、… …?!?!」

ビックリし過ぎて言葉にならないとは、正にこんなことを言うのですね。パリまで来ていただくなんて感激過ぎます。いや、その、あの…(照っ)。ほんとにありがとうございます。

会期中何度かギャラリーに来ていただき、なんと撤収作業まで手伝っていただきました。その節は、ほんとうにありがとうございました。


+++ +++
 

(ご来場ありがとう記念「くるみボタン作り」を作る方)

今回のパリ展に来てくださった方々で、この展覧会を見ることを主目的としてギャラリーを訪れた方はパリのなでしこのみなさん以外では、ほんの少数だったと思います。

というのも。
会場としてお借りしたエスパス・ジャポンは日仏文化センターの役割を担っており、パリ在住の日本人や日本に興味をもつ日本人以外の方々が多く訪れる場所なのです。

その方たちの目に留まり、たくさんのドラマが生まれたわけですが、これって棚からボタモチだったワケです。

会期中の水曜日には子どもの日本語教室があるため、送迎する親御さんたちの「送」と「迎」時、2回にわたり作品を見ていただける機会に恵まれたこともあって幾つもの作品を買っていただきました。

展覧会会場のギャラリーは各種教室や事務所へと続く通路にもなっているのです。


そういう意味では、人が集まる会場で集客に恵まれたとも言えますし、その一方で、ギャラリー前の通りは人通りが少なかったので振りのお客さまが少なかったとも言えます。

この辺りは事前に情報収集していましたが、やってみなければ分からなかったことであり、もちろんやったことによる経験は大きく、「次」への課題という財産ができました。




(ハギレ織りをするわたしとapifasまゆさん)

この展覧会を見ることを主目的としてギャラリーを訪れた方が少なかったことは、ワークショップへの参加率の低さからも分かります。

事前の告知段階では、ギャラリーの方たちから「面白い内容、価格も手ごろで人気だと思います」との講評をいただいていましたが、現実はほんの少しの方のみの参加でした。


これは告知方法もさることながら、現場でのオペレーションの問題もありました。十二分の準備をしていったつもりでしたが、いまにして思うと、「足りない」モノやコトがたくさんありました。




とはいえ、「次」に繋ぐことができたのは、今回のパリ展をやったからです。

動くと、動く。
動かなければ、なにも動かないのですから。


「次」への機会に繋がったギャラリーのオーナーからは、ハギレ織りのワークショップについて大きな可能性を見出していただきました。

まゆさんが友人宅に置いてきたふんどしは、ご友人を通じて快調な売れ行きだと聞いています。マザーズタッチのバッグたちもパリでの委託先で動いていると報告が届き、この先、どんな動きになるのか楽しみです。




(懐紙を忘れて和紙で代用してた 夫が来場者サービスとして点てた抹茶。喜ばれました)

パリはスリが多いなどの理由から、間口の広いマドモアゼルバッグはあまり売れませんでした。

一番売れたのはバッグ黒丸でした。収納量の多さと、肩に抱えた時にバッグの入り口が閉ざされることでスリが手を入れる隙間がない。そんな購買動機もお聞きしました。

ところ変われば、ですね。


いつかの日かパリの街にスリがいなくなり、治安もいまよりずっともっと良くなって、スリのことなどを気にせずバッグを選べる日がやって来る。そしてマザーズタッチのバッグ人気沸騰。





なんて日が来ると嬉しいですね。

と、そんな日が来るより前に、今後のマザーズタッチはいろいろ変わります。どう変わるのか。8月後半にあらためてお知らせいたします。いましばらくお待ちください。


最後になりましたが、今回のパリ展で関わってくださった全てのみなさんに心からお礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。「次」のパリも、もちろんあります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


★↓バリ展報告、まとめてこちらからどうぞ↓★
【パリ展報告11】動くと、動く。パリドラマまとめ。(このページです)