2020.10.10 Saturday-

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マザーズタッチ / ブログトップ / ご挨拶 / マザーズタッチ 年末のご挨拶 2008

折り紙バッグ at 古民家

こんにちは、マザーズタッチ店長のサハラです。
2008年のショップ営業は、明日(12/26)でお仕舞いとなりますが、
その前にあらためてまして年末のご挨拶をさせていただきます。

10月29日のオープン以来、あっと言う間の2ヶ月でした。
オープン前後のバタバタはこちらに詳しく書きました。
ネットショップオープン前日のデキゴト
ネットショップオープン前日のデキゴト2


オープンから約2ヶ月。
自分の未熟さゆえに想定していたことができなかったことが多い中、
思いもかけない出会いに多く遭遇し、感謝感激の2ヶ月間でもありました。
上記ブログ記事に登場しているムーさんうかさんをはじめとして、
多くの方々に支えられ、今ここにたどり着いたことを心から感謝しています。


余談ですが、私が週末を過ごす「川の家」は、
かつて日本経済を支えたほど撚糸産業を興していたエリアの一角に、
工場として存在していた古民家を改修して作った家です。

私は、時々想像します。
何十年か前、この家で作られた生糸が幾人かの手によって反物に織られ、
仕立て職人さんの手により着物として仕上げられたことを。

母から娘、また縁(ゆかり)ある人たちの間でへ引き継がれた着物もあれば、
もらい手がないままたくさんのデキゴトや人を通過してきた着物もあることを。

その着物たちがめぐりめぐって私の元にやってくるのは、
撚糸工場を再生した「川の家」に里帰りしているのではないかな、と。

そして、着物たちはひと時ゆっくりしたあとに、
「着物としての役割は終ったけれど、まだシェアするものがあるんだよ」、
そんなことを発しているような気がするのです。

もちろん着物はしゃべりませんが…(笑)。
けれど、着物からのメッセージが私には聞こえる気がするのです。

折り紙バッグを制作する過程で生まれるハギレをカードケースに使い、
カードケースを制作する過程で出るハギレはマフラーに形を変えて、
どんなにハギレが小さくなろうとも、
大切に大切になにかに再生したいと思うのは、
実は、サハラという「私」が思っているのではなく、
「川の家」に棲んでいる「糸の精」の采配なのではないのかな、って。


オープン前と大きく違うのは、
たくさんの人に支えられているという実感です。
マザーズタッチを通じて出会ったたくさんのお客様。
サイト運営サポート隊のムーさんとうかさん。
私の無理難題を形に変換してくれる縫製職人の和子さん。
毎日の集荷を笑顔と共にしてくれるヤマト運輸のお兄さんたち。
心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました!!!

お客様からいただくメッセージにたくさんの知恵を授かり、
たくさんの励ましを頂戴しています。

もし一人だったなら、こんなに充実した楽しさを持って
マザーズタッチの運営をできていなかったと思います。
ほんとうに心から感謝しています。

この感謝のキモチを少しでもみなさまにお返しできるよう、
よりよいものをひとつでも多く作るべく努力していきます。
来年も、ひき続きどうぞよろしくお願い致します。
みなさまよいクリスマスを。
メリークリスマス&よいお年をお迎えください!

最後にワタクシゴトで恐縮すが、
いつも私の最大の味方でいてくれる夫にサンキュ〜♪
アイロンをかける私の足元でウロチョロしている犬の実々(みみ)もありがと。