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生地の山に埋もれて柄合わせ
こんにちは。
マザーズタッチ 店長サハラです。

マザーズタッチ商品は全て古い着物や帯を使用しています。
箪笥やお蔵に眠っていたそれら着物や帯を、
虫干しをして風を通し、洗濯して水通しをし、
丁寧に解いてアイロンをかけて、「生地」の状態に戻します。

手間のかかる作業ですが、この一連の作業をすることで、
正絹が本来持っていた美しさが甦ります。

生地の山に埋もれるようにして、
あっちの生地とこっちの生地、そっちとこっち…。
柄合わせをしながら出来上がりを想像するのは、
慌しい店長業務の中で楽しいひと時です。

柄合せの後は、職人さんに指示書と共に生地を渡し縫製をお願いします。
数日後には折り紙バッグや折り紙カードケースなど、
アップサイクルした商品となって戻ってきます。

それらを検品し、商品撮影して写真を加工し、商品名を付け、
商品詳細ページに説明文を書いて、ショップサイトへ掲載するのですが、
毎回このあたりで困ったことが起きてしまいます。
それは、




好みの商品は思わず手放したくない気持ちが湧き上がってしまうこと、です。
ショップ店長なのに売らないでどうする?!と我ながら思いますし、
もちろん「いいものをお客さまのもとへ」を念頭に置いて日々努力をしているのです。

でも、仕入れして、洗ったり解いたりアイロンをかけているあたりから、
生地に愛が芽生えてしまうのです。
ほんとのことを言えば、出会い(仕入れ)から愛は芽生えているのですが、
なるべく気づかないよう、愛の炎が燃え上がらないよう自粛しています(笑)。
それでもやはり、ひとつひとつの商品に愛着を持ってしまうのです。
先日アメリカに向けて荷物を送った時など、ちょっと涙が出たりもしました。
自分でもあきれてしまう困った性分です(涙)。

新柄を掲載するたびに、
私の元を旅立っていくのだなぁと少し寂しい思いになりますが、
受注メールが私の涙を拭いてくれますし、
ハートブレイクの特効薬でもあります(笑)。

こんな困った性分の店長がいるショップですが、
マザーズタッチを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。